「民主党の政権政策マニフェスト」を検証する

「マニフェスト」とはなんぞや?

要するに選挙に際して政治家が有権者と交わす契約のことらしいですが、
ふつうに「契約」というのは双方が条件を出し合い、合意の元に交わすべきもののはず。
一方的に提示され、判をつくかつかないか迫られる類の「契約」に碌なものがあった例しがない。
マニフェストは事後検証と一体となって初めて評価の対象となるもののはずで、
寡聞にしてこれまでそれを行ったという例を十分には知りません。
一例として、松沢神奈川県知事の1期目ですが、
「人件費削減等」という項目の評価で
「行政職員1172人削減 警察官等1243人増員」というのがA評価になっていました。
植草事件で登場するあの神奈川県警です。

「生活が第一」
「政権交代の実現」何故か?と問われたならば「情報の全面公開」「情報の国民との共有」
なんでシンプルにできないのか。

「マニフェスト」を検索するとおそらく産業廃棄物追跡のための伝票綴りがヒットすると思います。
「野放しにしておくと必ずインチキをする」この性悪説が前提となって作られた制度です。
現物と複写式の伝票の束を常に同時に移動させ、
各段階で確認印を押し、
監督官庁はどの段階においてもチェックが可能。
ある意味無駄の塊のような制度でありながら、
これなしでは不法処理、不法投棄を減らすことすらできなかった。
マニフェストが必要とされる政治状況というのは、
まさに相互不信の塊、
「政治家は利権をあさるのが仕事」
「有権者は投票するだけが政治とのかかわり」
極め付けが
「公約を守らないなんてたいしたことではない」発言に至るわけです。
横文字にして煙に巻くのが狙いだろうと決め付けるのは、
穿ち過ぎか?

いっそのこと、
政策ごとに選択欄を設け、
有権者はその「マニフェスト比較表」に自らの意思を記入して投票する。
政策項目ごとに多数決で「民意」を判定し、選出されたものは任期中すべてそれに拘束される。
当選者の決定は、有権者の選んだ政策にもっとも多く一致したものとする。
こんなルールにしたほうが、手間はかかるがよほど「マニフェスト選挙」と呼ぶにふさわしいと思うのだが。

少なくとも民主党の掲げるマニフェストに対して、
無条件で同意を示すことだけはありえないといっておきます。

以上の文章は、投票日直前にBBSへ投稿したものです

 

歴史に残る2009年8月30日。

選挙結果は絶妙なものとなりました。

民主党308議席。

この数字を「天の配剤」と評した人がいました。

辛勝であれば来年参議院選まで、主権者不在の政治裏舞台の動きが全てを決める情況になっていたでしょう。

逆に同じ民主党圧勝でも320超えの議席を手にしてしまっていたなら、

友党との協力関係などどこ吹く風、

2/3の議席に胡座をかいた自公の二の舞にもなりかねなかったでしょう。

 

「主権者の意を汲みながら」小沢-鳩山が辣腕をふるう。

当にそのために天が与えた議席数であったのです。

天とは…

即ち私たち主権者のことです。

 

さぁ、自信を持ってマニフェストの検証に入りましょう。

そして我らの望む政策の実現を迫り、

勝手に潜り込ませた筋悪の"公約"には「NO」を突きつけましょう。

主役は吾等

覚醒せる主権者なり!

 

2009.9.30     by どなんとぅ